画家の近藤恵介さん(田代パーティ出身)を講師に迎え、 絵本『水仙月の四日』をテーマに活動します。 2015年6月28日(日)14:30~17:30 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟美術室1 参加費:2,000円 学生1,000円 ※中学・高校生は無料 持ち物:『水仙月の四日』の絵本、筆、筆拭き(タオル)、パレット(あれば)、鉛筆、消しゴム、汚れてもよい服装(エプロンなど) プログラムと近藤さんからのコメント 1)レクチャー 会の絵本のために制作された作品はそれぞれの作家にとってどのような意味合いの(どのような文脈のなかにある)作品だったのか。3人の画家、李禹煥、中西夏之そして高松次郎を中心に据えてお話しします。 2)制作 絵本『水仙月の四日』を模写します。なぜ模写なのか? 絵画の基本は模写です。描くこと、みることは両輪で成立していますので、みる行為を描く行為によって拡張します。また画家のひいた線やぬった色を辿ることはその作家の思考を辿ることでもあります。これまで繰り返しみてきた『水仙月の四日』の理解を、描くという一歩踏み込んだ行為によって深めます。これから新しいことを考えるために、そしてつくるための模写です。ただ、ひとくちに模写といっても、様々な考え方がありますので、そのことも紹介しながら。 ※写真は高松次郎さんが参加された、当会刊行の絵本