ものがたり文化の会は、物語の力を栄養にして子どもたちを育む活動をつづけています。
なかでもとくに、美しくユーモアあふれる宮沢賢治の童話を<最良の遊び場>と考え、とりあげています。
地域に根ざした個性ゆたかなグループ(パーティ)が全国に広がっています。
ふだんは先生(テューター)のもとに集まり活動します。メンバーは学校も年齢もさまざま。
テーマとなる物語を決めて、声にだして読んだり、わからないことを調べたり、絵を描いてみたり。
おしゃべりや脱線もしながら、物語をかこんで話しあいを重ねます。
そこから学んだことや感じたことを、ことばと動きにのせて「人体交響劇」にしていきます。
数ヶ月かけて完成した劇は、家族、友だち、地域の方々の前で発表します。
つづけるうちに、考える力、表現する力、コミュニケーション力が養われていきます。