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どんぐりと山猫
Acorns and Wildcat

絵本:李 禹煥

音楽:外山 雄三

語り : 越後谷栄二

   Geoffrey Matthews

初版:1983年8月

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

賢治の生前に出版されたただ一つの童話集『注文の多い料理店』の巻頭におかれた作品。賢治自身が添えた広告文には「必ず比較をされなければならないいまの学童たちの内奥からの反響です」とあります。CDには日本語版(原作)と英語版を収録、越後谷氏は花巻市の近隣湯田町出身の声優、Matthews 氏は録音のためにロンドンからお招きしました。絵本は李禹煥氏による墨書ふうの抽象画でつくられています。

[本文より]
The writing was absolutely awful and the ink so grainy as to come off on Ichiro’s fingers,
字はまるでへたで、墨もがさがさして指につくくらゐでした。

but even so, Ichiro could hardly contain his delight.
けれども一郎はうれしくてうれしくてたまりませんでした。

He slipped the postcard away in his school satchel and went hopping and skipping all over the house.
はがきをそつと学校のかばんにしまつて、うちぢゆうとんだりはねたりしました。

Even after he crawled in under the quilts that night
ね床にもぐつてからも、

he kept on imagining Wildcat’s meowy grin, the scene at this supposedly bothersome trial and so on,
山猫のにやあとした顔や、そのめんだうだといふ裁判のけしきなどを考へて、

and didn’t get to sleep until really late.
おそくまでねむりませんでした。#

水仙月の四日
The Fourth of the Narcissus Month

絵本:高松 次郎

音楽:間宮 芳生

語り : 岸田 今日子

   Liane Aukin

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

初版:1983年10月

賢治童話のなかでももっとも人気の高い作品の一つ、しかし水仙月は何月と聞かれて即答できるひとは多くないでしょう。答えは四月、冬の間に焼かれた炭を父親といっしょにそりで町まで運んだ少年は、一足さきに帰る途中、春の雪嵐に巻きこまれてしまいます。おそいかかる吹雪のさまが比類なく美しいことばでつづられたこの物語は、賢治の天才をあますところなく示しています。

[本文より]
He dropped his gaze to the foot of the hill.
雪童子は眼を丘のふもとに落しました。

Along the narrow snowy trail that skirted the slopes the little boy in the red woolen blanket came hurrying as hard as he could for his mountain home.
その山裾の細い雪みちを、さつきの赤毛布(あかけっと)を着た子供が、一しんに山のうちの方へ急いでゐるのでした。

“Yesterday, he was helping to push the sledge of charcoal.
「あいつは昨日、木炭(すみ)のそりを押して行つた。

Now he’s got some suger and is coming back alone.”
砂糖を買つて、じぶんだけ帰つてきたな。」

With a chuckle, Snow Cherub tossed the branch of mistletoe he was holding at the boy.
雪童子はわらひながら、手にもつてゐたやどりぎの枝を、ぷいつとこどもになげつけました。

絵本:金 昌烈

音楽:間宮 芳生

語り : 坂本 和子

   Faith Bach

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

初版:1984年7月

小さな谷川の底をうつした幻燈という設定は、草創期の新芸術、映画に寄せる賢治の関心の深さをうかがわせます。子どものカニの小さな目玉が水中カメラになって、ふりそそぐ光とゆらめく影、泡や魚、天井をすべる樺の花びらをうつしだします。音楽は制作当時来日中だったアフリカの打楽器奏者カクラバ・ロビ氏によるコギリ(シロフォンに似た楽器)の演奏をモチーフに、間宮芳生氏がアレンジしました。

[本文より]
Bubbles and little pieces of floating debris cast shadows that shafted through the water in angling lines.
泡や小さなごみからはまつすぐな影の棒が、斜めに水の中に並んで立ちました。

The fish returned to disarray and scatter those patterns of golden light,
魚がこんどはそこら中の黄金(きん)の光をまるつきりくちやくちやにして

transforming himself strangely with the color of iron, before heading upstream again.
おまけに自分は鉄いろに変に底びかりして、又上流(かみ)の方へのぼりました。

“Why does the fish go back and forth like that?”
『お魚はなぜあゝ行つたり来たりするの。』

asked the younger brother crab, moving his dazzled eyes.
弟の蟹がまぶしさうに眼を動かしながらたづねました。

“He’s doing something bad. He’s catching things.”
『何か悪いことをしてるんだよとつてるんだよ。』

オツベルと象
Obber and the Elephant

絵本:菅 木志雄

音楽:佐藤 允彦

語り : 城山 知馨夫

   Ken Frankel

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

初版:1984年7月

聖なる白象とやり手の農場主オッベルの物語は、シャカ誕生の地に近いインドとネパールの国境あたりを舞台にしていると考えられます。ですから、語り手の牛飼いのかう牛もおそらくこぶ牛、しかしそんなふうに地籍さがしをつづければ、このお話がアジアや仏教におさまりきれない広さと多様さをもつことにすぐ気づくことになります。英語は牛飼いの語りにふさわしいように書かれ、また読まれています。

[本文より]
That fellow Obber is guite some guy.
オツベルときたら大したもんだ。

He’s got six of them, rice threshers, all set up and going run-run-run-run-run-run! A terrible racket.
稲扱(いねこき)器械の六台も据(す)ゑつけて、のんのんのんのんのんのんと、大そろしない音をたててやつてゐる。

Sixteen farmers, right red in the face, are working those pedal machines,
十六人の百姓どもが、顔をまるつきりまつ赤にして足で踏んで器械をまわし、

making their way through a mountainous pile of rice sheaves, one bundle after another.
小山のやうに積まれた稲を片つぱしから扱(こ)いて行く。

Pedal-toss, pedal-toss, there goes the straw behind them, piling up again in a new mountain.
藁(わら)はどんどんうしろの方へ投げられて、また新らしい山になる。

狼森と笊森、盗森
Wolf Forest, Colander Forest, Thief Forest

絵本:江口 週

音楽:新実 徳英

語り : 鈴木 瑞穂

   Gawn Grainger

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

初版:1985年7月

原野への入植は辛苦にみちたものですが、寒冷地ではなおのこときびしい。賢治がこの物語につけた広告文には「人と森との原始的な交渉で、自然の順違二面が農民に与へた永い間の印象です」とあります。順違とは、自然の恵みと過酷さといいかえることができるでしょうか。年ごとの収穫の祭りを幼年の眼がどのように見たか、過酷な暮らしの実相が甘美な記憶につつみこまれる賢治の傑作童話の一つです。

[本文より]
Now the four men, each facing in the direction of his choice, called out all together.
そこで四人(よつたり)の男たちは、てんでにすきな方へ向いて、声を揃へて叫びました。

“Can we hoe fields here?”
「こゝへ畑起してもいゝかあ。」

“Yes, you can!” answered the forests in unison.
「いゝぞお。」 森が一斉にこたへました。

The farmers shouted again.
みんなは又叫びました。

“Can we build houses here?”
「こゝに家建ててもいゝかあ。」

“Sure!” the forests straight away answered.
「ようし。」 森は一ぺんにこたへました。

月夜のでんしんばしら
Telegraph Poles on a Moonlit Night

絵本:福岡 道雄

音楽:新実 徳英

語り : 鈴木 瑞穂

   Gawn Grainger

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

初版:1985年7月

「うろこぐもと鉛色の月光、九月のイーハトヴの鉄道線路の内想です。」 賢治がこの物語にあたえた広告文はこのように短いものです。新文明・鉄道線路の内想とは不可解ですが、ここに登場する恭一少年がどうやら思春期の入口にあることを考えれば、内想は少年の内面でもあるらしいことがわかります。ドッテテではじまるでんしんばしらの行進曲は、賢治の残した譜面を尊重してアレンジされています。

[本文より]
A nine night moon was hanging up above.
九日の月がそらにかゝつてゐました。

Fish scale clouds filled the sky.
そしてうろこ雲が空いつぱいでした。

Moonlight had soaked right into their insides and the clouds seemed to wobble and weave as if drunk.
うろこぐもはみんな、もう月のひかりがはらわたの底までもしみとほつてよろよろするといふふうでした。

Once in a while, through gaps in those clouds, stars twinkled, winking icily.
その雲のすきまからときどき冷たい星がぴつかりぴつかり顔をだしました。

Striding briskly, Kyoichi came to where he could see the cheery distant lights of a station.
恭一はすたすたあるいて、もう向ふに停車場のあかりがきれいに見えるとこまできました。

かしはばやしの夜
The Eve of Oak Grove

絵本:斎藤 義重

音楽:佐藤 允彦

語り:日下 武史

   Geoffey Matthews

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

初版:1987年2月

お盆だというのに畑仕事をしている清作は、どこからともなく現れた画かきにつれられて、柏ばやしの夏のお祭りにまぎれこみます。ふたりを結びつけたものが歌なら、お祭りも歌合戦、その合間には柏の木大王と清作のあいだに険悪かつユーモラスな対話がかわされます。絵本は夏の高原で、女子高生たちの制作を斎藤義重氏が指導された、その成果をもとに構成されています。

[本文より]
Seisaku of course had nothing to say,
清作はもちろん弁解のことばなどはありませんでしたし、

and figured that with any more bother he’d pick a fight.
面倒臭くなつたら喧嘩(けんくわ)してやらうとおもつて、

He threw back his head, venting his throat full and wide to the sky.
いきなり空を向いて咽喉(のど)いつぱい、

“Crimson chapeau! Clang clangor bang with a clang!” he shouted.
「赤いしやつぽのカンカラカンのカアン。」とどなりました。

At this the tall painter let go of the scruff of Seisaku’s neck
するとそのせ高の画かきは、にはかに清作の首すぢを放して、

and burst into hoots of laughter.
まるで咆(ほ)えるやうな声で笑ひだしました。

It resounded in the grove with a barking knock.
その音は林にこんこんひゞいたのです。

鹿踊りのはじまり
The Origin of the Deer Dance

絵本:高松 次郎

音楽:間宮 芳生

語り:佐藤 慶

   Liane Aukin

英訳:C. W. Nicol

   谷川雁

初版:1987年2月

足のけがを癒すために山の湯へむかった青年嘉十は、六ひきばかりの鹿の群に遭遇します。魅入られたようにその姿を見つめる嘉十の耳にやがて鹿たちの話すことばが聞こえてきます。鹿と人とのあいだに異種間交流はなりたつのでしょうか。太陽に向いてならび、それぞれ歌をうたった鹿たちは、求愛の季節のおとずれにしたがって、ちりぢりになっていきます。佐藤慶氏の方言による表現をお楽しみください。

[本文より]
Kaju suddenly had a keen ringing in his ears.
嘉十(かじふ)はにはかに耳がきいんと鳴りました。

He shook and trembled.
そしてがたがたふるへました。

Deer thoughts, like the waving of ripe grass in the wind, pulsated through him.
鹿どもの風にゆれる草穂(くさぼ)のやうな気もちが、波になつて伝はつて来たのでした。

Kaju indeed doubted his own ears, because he could actually hear what the deer were saying.
嘉十はほんたうにじぶんの耳を疑ひました。それは鹿のことばがきこえてきたからです。

“Oy, shall I go take a peep?”
「ぢや、おれ行つて見で来(こ)べが。」

“Nah, it be too risky, us’n better watch a bit more.”
「うんにや、危ないじや、も少し見でべ。」

北守将軍と三人兄弟の医者

絵本:菅 木志雄

音楽:新実 徳英

語り:水島 弘

初版:1988年5月

三十年にわたる塞外の戦からようやく帰還した老将軍が自分のなかの軍人を消していくお話。雅楽ふうのヘテロフォニイ(不協和音階)を盛った音楽の意図を作曲の新実徳英氏は、中国が舞台の話だからということではないが、アジア的な旋律、リズムのずれ、そしてヨーロッパ的ではないハーモニーによって、活力のある立体的な音楽をつくろうとしたと語っています。絵本はシリーズ10とともに墨の色調だけでつくられており、李禹煥氏のカオス的暗黒と菅木志雄氏の黒い木片による遊びを楽しむことができます。

洞熊学校を卒業した三人

絵本:李 禹煥

音楽:新実 徳英

語り:日下 武史

初版:1988年5月

他のいのちを奪って自らを養うことは罪悪ではないのか、食べることをめぐる動揺は賢治童話にくり返し現れるテーマの一つです。この難問がどのように悪へと傾き、その悪がどのように複雑化し深刻化するか、狸の唱える念仏がそのまっくろな腹中の闇を果てしなく波紋のように広げます。いったいこれは童話でしょうか。日下武史氏の悪役ぶりは必見ならぬ必聴、おもしろくもおそろしい名演です。

蛙のゴム靴

絵本:李 禹煥

音楽:佐藤 允彦

語り:岸田 今日子

初版:1990年2月

雲見の好きなカン、ブン、ベンの仲よしトリオ。でもその友情もカン蛙の突出行為(ゴム靴を手に入れた!お嫁さんを手に入れた!)によってもろくも崩れ去ろうとしています。作曲の佐藤允彦氏は蛙の国の蛙の作曲家がつくったような音楽にしたいと、通常の楽器の他にアフリカの民族楽器、さらにはフライパンや掃除機のホースなどのたてる音もシンセサイザーにとりこんで音づくりを進めました。変わった音色と強いリズムが、蛙も人も共有する青春の苦さを陽光ふりそそぐ野原へと連れだします。

土神と狐

絵本:中西 夏之

音楽:Claude Debussy

語り:日下 武史

初版:1991年2月

やさしい樺の木(ヤマザクラ)をめぐる土神と狐の恋と破滅の物語。中西夏之氏はちょうど制作中だった一枚のペインティングのためにさまざまな角度から試作したドローイングを、絵本では横一列にならべてみたと語っています。賢治の物語にサービスして描いたものではないが、物語があることで絵のほうも活性化されたように感じるとも。音楽はクロード・ドビュッシー最晩年の三つのソナタから「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」と「チェロ・ソナタ」を中心に物語との共鳴を試みました。

山男の四月

絵本:赤穴 宏

音楽:佐藤 允彦

語り:城山 知馨夫

初版:1992年7月

山男は賢治童話の主役のひとりです。登場する物語によってその陰影は変化しますが、『紫紺染について』の山男がひときわ明朗、豪快だとすると、この物語はそれに次ぐものかもしれません。それでも里へ下りるときは「化けないとなぐり殺される」とつぶやくのですから、村人から排除され孤立して生きる存在であることははっきり示されています。山の妖異ともつながる山猫や山男、こうした不思議なキャラクターのいることが賢治童話の大きな特徴と魅力です。

楢ノ木大学士の野宿

絵本:こどもたちの絵による

音楽:佐藤 允彦

語り:日下 武史

初版:1993年7月

この宝石学専門のホラふき大学士もまた実に魅力的な人物です。三晩にわたる野宿で、岩頸(がんけい)四兄弟の論争に聞きほれ、一かけの花崗岩のなかの鉱物たちのけんかを笑い、そして三晩目には大学士自らが中生代に迷いこみます。岩石の星地球の生成と、遙かな昔その地を闊歩した巨大な生きものたち、大学士のホラはこの壮大な物語を取りだし、展げてくれる大風呂敷の結び目です。

よだかの星 畑のへり 祭の晩

絵本:前川 秀樹

音楽:新実 徳英

語り:三田 和代

初版:1997年4月

よく知られた『よだかの星』に短編二つを加えました。ことばのキュビズムとでも呼びたくなるような奇っ怪なお話『畑のへり』、それとはまったく異なって、『祭の晩』は少年と山男とのあいだに生まれる交換と交流の物語、それは交換というものの世間的等価性を遙かにはみ出した美しさ、関係性の原型とでもいうべきものを教えます。初登場の三田和代氏が三編すべてを語ります。

談論風発のすすめ

谷川雁対談・座談集

「十代へのお年玉」として、当会発行の雑誌『十代』に掲載された、谷川雁さんの対談・座談を収載。また当会刊行の絵本の画家たちとの対話も加えました。さまざまな専門家とかわされた談論のなかで、芸術、環境、歴史、娯楽と幅広い分野にわたる問題が提起される、示唆に富んだ一冊です。


■対談・座談に登場する方々
間宮芳生 高松次郎 桑原武夫 李禹煥 宇井純 根本順吉 西丸震哉 槌田敦
菅木志雄 宗左近 井上光晴 金関寿夫 中西夏之

谷川雁さんからのバトン(第2刷)

※現在欠品中です

【目次】
第1章 ものがたり文化の会とは
第2章 人体表現から人体交響劇へ
第3章 童話という遊び場
第4章 十代との対話

賢治童話全集

全6巻

◇第1巻
蜘蛛となめくぢと狸
洞熊学校を卒業した三人
双子の星
貝の火
いてふの実
よだかの星
さるのこしかけ
めくらぶだうと虹
気のいい火山弾
馬の頭巾
ツェねずみ
鳥箱先生とフウねずみ
クンねずみ
けだもの運動会
十力の金剛石
若い研師
若い木霊
チュウリップの幻術
タネリはたしかにいちにち噛んでゐたやうだった
カイロ団長
とっこべとら子
よく利く薬とえらい薬
十月の末
ひかりの素足

◇第2巻
おきなぐさ
黄色のトマト
シグナルとシグナレス
猫の事務所(初期形)
猫の事務所
氷河鼠の毛皮

二人の役人
鳥をとるやなぎ
ざしき童子のはなし
茨海小学校
雪渡り
二十六夜
革トランク
ペンネンネンネン・ネネムの伝記
グスコンブドリの伝記
グスコーブドリの伝記

◇第3巻
ビヂテリアン大祭
一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録
土神と狐
林の底
マグノリアの木
インドラの網
雁の童子
三人兄弟の医者と北守将軍(散文形)
三人兄弟の医者と北守将軍(韻文形)
北守将軍と三人兄弟の医者(初期系)
北守将軍と三人兄弟の医者(発表形)
学者アラムハラドの見た着物
ガドルフの百合
青木大学士の野宿
楢ノ木大学士の野宿
葡萄水
みじかい木ぺん

◇第4巻
バキチの仕事
サガレンと八月
耕耘部の時計
黒ぶだう

氷と後光(習作)
四又の百合
虔十公園林
祭の晩
紫紺染について
毒もみのすきな署長さん
税務署長の冒険
なめとこ山の熊
畑のへり(初期形)
畑のへり
月夜のけだもの
マリヴロンと少女
蛙の消滅
蛙のゴム靴
連れて行かれたダァリヤ
まなづるとダァリヤ
フランドン農学校の豚(初期形)
フランドン農学校の豚
化物丁場
台川
イーハトーボ農学校の春
イギリス海岸
或る農学生の日誌
竜と詩人

◇第5巻
銀河鉄道の夜(初期形・第三次稿)
銀河鉄道の夜(最終形・第四次稿)
手紙四篇
ポランの広場
ポラーノの広場
毒蛾
ポランの広場 第二幕
ひのきとひなげし(初期形)
ひのきとひなげし
セロ弾きのゴーシュ
飢餓陣営(一幕)
植物医師(一幕)

◇第6巻
やまなし(初期形)
やまなし
オツベルと象
朝に就いての童話的構図
さいかち淵
種山ヶ原
風野又三郎
風の又三郎
種山ヶ原の夜
『注文の多い料理店』序
どんぐりと山猫
狼森と笊森、盗森
注文の多い料理店
烏の北斗七星
水仙月の四日
山男の四月(初期形)
山男の四月
かしはばやしの夜(初期形)
かしはばやしの夜
月夜のでんしんばしら
鹿踊りのはじまり

◇第1巻蜘蛛となめくぢと狸
洞熊学校を卒業した三人
双子の星
貝の火
いてふの実
よだかの星
さるのこしかけ
めくらぶだうと虹
気のいい火山弾
馬の頭巾
ツェねずみ
鳥箱先生とフウねずみ
クンねずみ
けだもの運動会
十力の金剛石
若い研師
若い木霊
チュウリップの幻術
タネリはたしかにいちにち噛んでゐたやうだった
カイロ団長
とっこべとら子
よく利く薬とえらい薬
十月の末
ひかりの素足

◇第2巻おきなぐさ
黄色のトマト
シグナルとシグナレス
猫の事務所(初期形)
猫の事務所
氷河鼠の毛皮

二人の役人
鳥をとるやなぎ
ざしき童子のはなし
茨海小学校
雪渡り
二十六夜
革トランク
ペンネンネンネン・ネネムの伝記
グスコンブドリの伝記
グスコーブドリの伝記

◇第3巻ビヂテリアン大祭
一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録
土神と狐
林の底
マグノリアの木
インドラの網
雁の童子
三人兄弟の医者と北守将軍(散文形)
三人兄弟の医者と北守将軍(韻文形)
北守将軍と三人兄弟の医者(初期系)
北守将軍と三人兄弟の医者(発表形)
学者アラムハラドの見た着物
ガドルフの百合
青木大学士の野宿
楢ノ木大学士の野宿
葡萄水
みじかい木ぺん

◇第4巻バキチの仕事
サガレンと八月
耕耘部の時計
黒ぶだう

氷と後光(習作)
四又の百合
虔十公園林
祭の晩
紫紺染について
毒もみのすきな署長さん
税務署長の冒険
なめとこ山の熊
畑のへり(初期形)
畑のへり
月夜のけだもの
マリヴロンと少女
蛙の消滅
蛙のゴム靴
連れて行かれたダァリヤ
まなづるとダァリヤ
フランドン農学校の豚(初期形)
フランドン農学校の豚
化物丁場
台川
イーハトーボ農学校の春
イギリス海岸
或る農学生の日誌
竜と詩人

◇第5巻銀河鉄道の夜(初期形・第三次稿)
銀河鉄道の夜(最終形・第四次稿)
手紙四篇
ポランの広場
ポラーノの広場
毒蛾
ポランの広場 第二幕
ひのきとひなげし(初期形)
ひのきとひなげし
セロ弾きのゴーシュ
飢餓陣営(一幕)
植物医師(一幕)

◇第6巻やまなし(初期形)
やまなし
オツベルと象
朝に就いての童話的構図
さいかち淵
種山ヶ原
風野又三郎
風の又三郎
種山ヶ原の夜
『注文の多い料理店』序
どんぐりと山猫
狼森と笊森、盗森
注文の多い料理店
烏の北斗七星
水仙月の四日
山男の四月(初期形)
山男の四月
かしはばやしの夜(初期形)
かしはばやしの夜
月夜のでんしんばしら
鹿踊りのはじまり